2014/01/26

蟹工船/小林多喜二 著

 実家方面に用事が出来て、最近の土日は新幹線に数時間揺られて過ごしております。そんな時間は本を読むのに限りますね。ただ通勤電車と違って、ゆったりした席に座れるうえに振動もそれ程酷くないものだから、陽気に当てられてうとうとと……。
 そんなわけで何か面白そうなものと見繕ってみましたが、過去読んだものの再読も良いかなと思いましてこちらを。二巡目ですが、所謂プロレタリア文学というやつです。

2014/01/24

こがね丸/巌谷小波 著

 我乍ら影響され易い性質というのは困り者だなと日々思うのですが、社会生活を営むことは良くも悪くも誰彼との交流を経てこそ成るもの、とそんな大それた事を考えるまでもなく、例えば日々の食事においても、きっと我々は何かしら他者の命をその身に取り込むのですから、そうして身体を補い生きているのですから、まずそこに影響を受けず我々が我々として在ることなどは出来ない事でしょう。多かれ少なかれ自己というのは他者への依存無くしてはおよそ成立しないものなのです……何てちょいと胡散臭げな言い訳をしつつ過ごす毎日です。説話集なんてのを調べつつ腰を据えて読んでいると、ちょっとした事にさえ妙な考えになるものですね。これも影響。
 さてこちらは前回の投稿をお読み下さった方、前回紹介した書籍を読了なされた方はフフンと気付かれたことでしょうか。日本近代児童文学のパイオニア、巌谷先生の処女作品を読んでみました。